VERTIVとは - 日本国内での導入は信頼できる代理店で

VERTIVとは。日本国内での導入は信頼できる代理店で

PDUをはじめUPSやKVMなど多くのITインフラ機器を取り扱っているVERTIVは、ネットワークソリューションのリーディングカンパニーとして世界中で展開しています。
VERTIVの特徴や製品ごとの主な特徴を知って、製品選定に役立てましょう。代理店を通じて購入するときのポイントも併せて紹介します。

VERTIVとは

ネットワークソリューションを世界に提供

1965年以来、長くインフラ支援を行ってきたEmerson Network Power(エマソン・ネットワークパワー)から、2016年に単独事業として立ち上がったのがVERTIVです。重要な技術の設計や、顧客のアフターフォローなどの拡大を目的として作られました。

VERTIVはデータセンター用のPDUだけでなく、電源管理や熱管理のシステム・インフラ保守まで幅広いサービスを世界のトップ企業に提供しています。日本でも代理店を通じてVERTIV製品が販売されており、同社の製品を導入している業界は多様です。

VERTIVのようにインフラストラクチャに関する技術を提供する企業は、クラウドサービスが当たり前のものになってきた現代社会に欠かせません。明京電機でもVERTIV製品の提案・販売を通じて、日本企業が自社のインフラ整備を進めるサポートを進めています。

PDUのブランドは「Geist」

VERTIVは2018年、同じくアメリカのPDUメーカー「Geist(ガイスト)」を買収しました。VERTIVでもPDUが作られていましたが、Geistの技術を取り込むことでさらなる成長を図りました。

現在はVERTIVのブランドの一つとして「Geist」が設けられており、ラック・PDU・環境監視ユニットの設計から製造までを担当しています。筐体の加工も組み立ても Geist で一貫して行うため、ニーズに合わせてカスタム制作したユニットも短期で作れるのが特徴です。

VERTIV / Geist PDU の特徴

ここでは、VERTIV / Geist PDUの特徴をいくつか紹介します。

UPDU(Universal Rack PDU)

UPDUは、PDUの本体からインレットケーブルを取り外せる仕様です。同じモデルに異なる仕様のインレットケーブルを接続できるようになっており、後から電力容量を増やすといった使い方ができます。
各国の認証を取得したケーブルも取りそろえているため、世界各地にデータセンターを持つ企業でも、同じモデルのPDUを全てのデータセンターに導入できます。

特許取得技術 「U-Lock」

通常、ケーブルの誤脱を防ぐための機構には専用のケーブルを別途購入する必要がございます。
VERTIVが特許を取得している技術「U-Lock」機構は、専用ケーブルを必要とせず一般的なケーブルでの誤脱を防ぐことを可能にします。

専用ケーブルは1本あたりおよそ3,000円~5,000円で購入できますが、ラック内の機器の数、さらには複数のラックを管理されている場合はケーブルを揃えるにもかなりのコストが必要となります。
「U-Lock」機構により、製品に付属のケーブルでも抜け止め防止のロックが掛かり誤脱を防ぐことができるためトータルのコストを抑えることができます。

ホットスワップ対応のIMD

PDUに消費している電力を監視するためには IMD (Interchangeable Monitoring Device)と呼ばれるデバイスが必要です。
このIMDはホットスワップ対応しているため、PDU本体の電源を落とさず簡単に交換することができます。導入当初は電力供給のみ可能なPDUから始め、後に電力監視機能を付けたいとなった場合でも新しいPDU自体を買い替えず機能をアップグレードすることができます。

C13 / C19コンビネーションアウトレット

C13/C19コンビネーションアウトレットPDUは、インレットケーブルの規格「IEC C13」「IEC C19」のどちらにも対応するアウトレットを備えています。C13とC19の必要数量が決まっていなくても、柔軟に使用できます。

また、アウトレット部分は回路ごとに色分けされているため、電力のバランスを取るためにも優れています。

こちらでご紹介した機能の他にも、たくさんの特徴がございます。詳しくは下の「製品紹介ページへ」ボタンをクリック

PDU以外のVERTIV製品も

明京電機では、PDUの他にもUPSやKVMなど幅広くVERTIV製品を取り扱っています。

→ VERTIV-Liebert (UPS) の製品紹介は こちら

→ VERTIV-Avocent (KVM) の製品紹介は こちら

VERTIV製品の相談は明京電機へ

海外製の機器を日本で使いたい場合、基本的に代理店を通して購入することになります。ただ、信頼できる代理店でなければ、導入後にトラブルがあっても十分なサポートを受けられずに不利益を被りかねません。

VERTIVの一次代理店である明京電機には、1990年の設立以来、電源制御装置「リブーター」の開発を通じて技術力と知見を育ててきました。VERTIVの製品についての知識はもちろん、ネットワーク全般に関する技術力があります。

VERTIV製品の輸入販売も2015年から続けています。自社の課題を解決できる既存製品がなければ、VERTIVのカスタムPDUを提案することも可能です。導入に当たって疑問や不安がある場合は、ぜひ一度お問い合わせください。

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